1歳児担任になって友達とのトラブルが多くなってきた。
毎日噛み付きや引っかきなど1歳児の友達とのトラブルでひやひやしている。
1歳児担任をしていると、友達とのトラブルは必ず経験します。
そこで今回は、長年保育士をしてきた経験から1歳児の友達とのトラブル対応のポイントについて解説していきます。
1歳児の友達とのトラブルのポイント

1歳児の友達とのトラブルのポイントについて解説していきます。
言葉を足す
1歳児は言葉の発達が未熟です。
そのため自分の気持ちが伝えられずトラブルに発展してしまいます。
保育士は、1歳児の様子からどんな言葉が適切なのかアシストします。
- ちょうだい
- 貸して
- ありがとう
- 待ってね
- ごめんね
- やめて
- いやいや
簡単な言葉で自分の気持ちが伝えられる経験を用意しましょう。
よく観察する
1歳児担任は、子供の様子から何が伝えたいのか、何に困っているのか把握しなければいけません。
そのためには、1歳児1人1人をよく観察する必要があります。
よく観察してみれば、子供にどんな言葉をかけるべきか、それとも見守る方がいいかおのずとわかってきます。
保育士は裁判官ではない
1歳児担任をしていると、友達間のトラブルは日常茶飯事になってきます。
保育士が「○○ちゃんの。○○くんはちょっと待ってあげて」とジャッジしてしまえばトラブルは簡単に減ります。
けれど、1歳児にとって友達とのトラブルは成長のために必要なことです。
1歳児の友達とのトラブルを保育士が裁くのは、絶対にしてはいけません。
保育士は自分が決めることではないと肝に銘じる必要があります。
ジェスチャーや言葉でどう伝えるのか確認する
1歳児の友達とのトラブルは、言葉やジェスチャーでどう伝えるかをわかってもらうことで減ります。
言葉の発達がまだなのであれば、ジャスチャーで伝えることもできます。
保育士は根気よくジェスチャーと言葉で友達間のトラブルに介入しましょう。
トラブルではなく成長
1歳児の友達との何かあるとついつい「トラブル」と思ってしまいます。

ああ、またトラブル。。。保護者に伝えないと。
と憂鬱になってしまいますよね。
けれど、1歳児にとって友達を理解することは大切な成長の一歩です。
成長の一歩を奪ってしまうことはやめましょう。
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1歳児の友達とのトラブル【保育士ができること】

1歳児の友達とのトラブルは成長の1つです。
だからといって、毎回噛まれる・叩かれる・怪我をする
こういったことが続くと誰も嬉しくありません。
1歳児担任として何ができるのかご紹介します。
保護者には1歳児の成長について常に伝えておく
保護者には、1歳児の成長に友達とのトラブルは付き物であること・保育園ではどういう考えで向き合っているのかを伝えておく必要があります。
何かあったときに「子供はこうやって大きくなるから」なんていわれても保護者としては「噛まれてもいいわけ?」と思ってしまいます。
毎日1歳児の生活の様子やささいなことを保護者と共有して、今保育士間ではこういう対応をしているというのを伝えていく必要があります。
保護者との信頼関係は必須
保護者との信頼関係がなければ、よりよい保育は提供できません。
1歳児は友達とのトラブルが多くなる時期であることは理解してもらいながら、1歳児の様子をこと細かく伝えて、保護者と信頼関係をきちんと結んでおきましょう。
環境設定を徹底する
1歳児の友達とのトラブルは基本的に環境設定を徹底するば、そこまで大きなトラブルに発展しません。
毎日の生活スタイルや動き、動線に合わせてトラブルになりやすい場所に保育士がいるだけで、防げるものも少なくありません。
例えば、トイレは狭くて順番を待つ必要があるので友達とのトラブルが発生しがちです。
- トイレの床にスタンバイ位置を設ける
- トイレに人数がたまらないように誘導する
- 保育士が立つ位置
こうした保育の工夫をしてみましょう。
保育士間のコミュニケーションは密に
1歳児の友達トラブルは、保育士間のコミュニケーションが必須です。
今どんな思いで保育をしているのか、どういう成長段階だと把握しているのかなど1歳児担任間でしっかりと詰めておく必要があります。
もちろん保育観の違いはあるでしょう。
違う保育観だからダメというわけでは決してありません。
1歳児担任としてどういう思いで子供達と接していくかは、共有しておきましょう。
【体験談】1歳児の友達トラブル

実際に保育の現場で経験した1歳児の友達トラブルについてご紹介します。
毎日何かしらトラブル発生
新年度、0歳児からの持ち上がりの担任が1人と後は4人の新しい顔ぶれで新年度がスタートしました。
保育室も広くなり、1歳児の子供達も毎日ハイテンションです。
友達とのトラブルも頻発していて、毎日誰かしらに何か起こっている状態でした。
トラブルにならない保育
毎日1歳児の友達トラブルに追われているためいつしか1歳児担任のなかでも、友達トラブルを起こさない保育が求められるようになってきました。
1歳児の友達同士で何かトラブルが発生しそうな空気になれば、保育士が即座に介入して止める、ジャッジするという保育が頻発していました。
環境設定を話し合う
このままでは1歳児の友達との関係にいい影響を与える保育ができていないということで、1歳児担任で不必要なトラブルはないか必要なトラブルは何か、保育士ができることはなにか徹底的に話し合いました。
そこで、環境設定を整えて、落ち着いて生活できる環境を提供しようということになりました。
グループに分けて活動
1歳児大人数と複数の保育士で一斉に保育するのは、限度があったのでグループに分けて活動することにしました。
やってみると、1歳児の数が減ることで観察のしにくさが軽減されました。
1歳児1人1人がよくみれて、保育できるようになりました。
保育士の余裕が1歳児の友達トラブルを成長にする
こうやって環境設定の整備とグループ分けをすることで、1歳児が落ち着いて生活できるようになりました。
すると保育士に毎日の余裕が生まれました。
保育士の余裕こそ、1歳児の友達トラブルを成長に繋げることができると確信したできごとでした。
保育士に疲れたらネットで稼ぐ
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こちらも即金性はありませんが、コツコツ継続していくことで保育士以外での収入源を得ることができます。
SNS
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0歳児担任が大変や辛いということを発信して、同じ境遇の仲間と繋がるという方法もあります。
アンケートモニター
アンケートモニター
アンケートに回答すればポイントがゲットできるという仕組みです。
隙間時間にコツコツできるので初心者におすすめです。
まとめ
1歳児の友達トラブルについてご紹介しました。
1歳児の友達トラブルは成長の1つの段階です。
保育士は言葉やジェスチャーで根気強く保育していきましょう。
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