- 0歳児が給食やおやつの時間遊び食べをする
- 0歳児がつかんだ食べ物を床に落とすときどう対処したらいい?
- 0歳児の給食どう対応するのがいい?
0歳児保育をしていると、給食やおやつの場面で遊び食べやつかみ食べでわざと床に食べ物を落とすというのはよくあることです。
注意しても何回もやるので困ってしまいますよね?
実は、0歳児の遊び食べやつかみ食べで床に落とすというのは成長の一貫です。
そこで今回は、0歳児の遊び食べについて保育士はどう接していけばいいのかご紹介します。
0歳児の遊び食べは自然なこと成長の段階
まずは結論から。
0歳児の遊び食べは自然なことです。
成長の一つの段階です。
食べ物をぐちゃぐちゃにする
食べ物をぐちゃぐちゃにしてしまう遊び食べをする0歳児がいます。
保育士の目からすると「食べ物を無駄にして」と感じるかも知れません。
けれど、0歳児の目からみてみると「これを手で触ったらどんな感触なんだろう?」「つぶせるのかな?」「温かいのかな?」と好奇心一杯でやっていることです。
床にわざと落とす
床にわざと落とす遊び食べがあります。
これは、物をひとまず落としてみて確認しています。
物には重さがあって、どうなるのかを確かめているのです。
お皿やスプーンを落とす
お皿やスプーンを落とすといった保育士からは遊び食べのような行動があります。
これも先ほどご紹介した通り、落としたらどうなるのか確認しています。
飲み物に何か入れる
飲み物の中に食べ物を入れてどうなるのか確認することがあります。
保育士としては食べられなくなるので、辞めて欲しいというのが本音ですが、0歳児にとっては確認です。
食器同士で音をたてる
食器をぶつけて音を鳴らして遊び食べすることがあります。
誰か1人が始めたら、釣られてみんなで大合奏なんてことも。
物と物がぶつかるとどんな音が出るのか確認しています。
食事中に動き回る
食事中にじっと椅子に座っていられずうろうろしてしまう0歳児もいるでしょう。
0歳児にとって給食の時間も遊びの一つです。
保育士だからしつけないと!と思ってもうまくいかないのは当たり前です。
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【0歳児保育】遊び食べとの向き合い方
0歳児保育で遊び食べとどのように向き合っていけばいいのかご紹介します。
遊び食べ=叱るはNG
遊び食べは先ほどご説明した通り、0歳児にとっては確認作業・遊びです。
それを叱るというのはちょっと違います。
もちろん何でも許すというのは保育士として「どうなの?」ではありますが。
遊び食べを見つけて叱るというのは違います。
遊び食べは成長段階
まず保育士自身が、遊び食べを成長の段階として捉えるようにしましょう。
遊び食べ=悪ではなく、成長するために必要なことという風な捉え方にしてください。
遊び食べはいつか終わる
0歳児で遊び食べをしていても、5歳児になればみんな床に食べ物を落とすというようなことはしません。
周りの目が気になるまで待りましょう。
【0歳児保育】遊び食べの2パターン
0歳児が遊び食べをするのには2つのパターンが存在します。
保育士の反応を見ている
0歳児の遊び食べのパターンの1つ目として、保育士の反応を見ている場合があります。
食べ物を落としたらこの保育士はどんな反応をするのだろうという見方です。
もしも、こういった雰囲気があるのであれば、淡々といけないことだと伝えて、落とさないで欲しい気持ちを伝えましょう。
また、給食やおやつのとき以外の時間で信頼関係をしっかりと結ぶ必要があります。
どうして保育士の反応を知りたかったのか、考えましょう。
0歳児の好奇心から
0歳児の遊び食べが好奇心からくるものであれば、気持ちを言語化してみましょう。
「フォーク落ちちゃったね」「スプーン落ちたね」というように言葉にして行動を整理します。
その上で「ごはんを食べようか」というように道具の使い道を伝えましょう。
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【0歳児保育】遊び食べへの関わり方
0歳児の遊び食べへの関わり方として、具体的にどのように関わっていけばいいのか解説します。
身体を使った遊びを積極的に設定
身体を使った遊びは全身を使って遊ぶので、食事もおいしく食べられます。
午前中の保育では、身体を使った遊びを積極的に取り入れるようにしましょう。

待たせない保育
食器や食べ物を食べるまでの時間が長くなるとどうしても遊び食べと思われる行動をしてしまいます。
そうした待つ時間をできるだけ少なくすることで、遊び食べを防ぐことができます。
空腹になってから給食
空腹になっているかなっていないかは個人差があります。
空腹はないのに給食やおやつの時間だからと食べ物を出されても食べる気力が沸きません。
できるだけ空腹になってから給食やおやつが始められるのが理想です。
個人に合わせた食器選び
0歳児は個人差がもっとも大きい年齢です。
それぞれの成長発達に合わせた食器を選ぶようにしましょう。
すくいやすいスプーンや、こぼれにくいコップなど扱いやすい食器を用意します。
個人に合わせた給食の提供
給食室と連携して、それぞれの離乳過程に合わせて給食やおやつを提供するようにしましょう。
つかみ食べがしたいのであれば、つかみ食べしやすいようにカットしてもらったり、細かく刻んでもらったり。
給食室と連携して、個人に合わせて給食を提供しましょう。



冷静に伝える
遊び食べをして、食べられなくなったものがあれば冷静に辞めて欲しいことを伝えましょう。
「ぐちゃぐちゃになったね。これは食べれなくなってね」というように言葉で冷静に伝えるようにしましょう。
お手伝いしてもらう
お手伝いができるようになったら、一緒に遊び食べした食材を片付ける経験をしてみましょう。
ぞうきんでこぼれたお茶を拭いたり、リンゴを拾ったり、そうした経験から遊び食べが減ってくるきっかけになります。
保育士の気持ちを伝える
遊び食べをしているからといって「ダメ!」「触らない!」と叱るのは簡単です。
けれども保育士なのですから、それではいけません。
どうしていけないのか、冷静に伝えるようにしましょう。
「お茶に入れたら食べれなくなっちゃうね」「お口に入れてあげようね」とやって欲しかったことを伝えましょう。
保育士の反応をみているなら感情的にならず淡々と
保育士の反応を見ている場合は、感情的に叱るのはNGです。
それよりも、淡々と保育士としてやってほしくないことを伝えましょう。
また、日々の保育のなかでどうしてそういった行動をしてしまうのか探っていく必要があります。
【0歳児保育】遊び食べはいつかはなくなる
0歳児の遊び食べはだいたい3歳くらいになればなくなるとされています。
保育士として、食べ物を無駄にしている!しつけがなっていない!と焦る気持ちはいたいほどわかります。
けれど、0歳児の成長の一部として大らかに構えることも必要です。
家庭ではなかなかできない
遊び食べは家庭ではなかなか経験できるものではありません。
保育園だからこそ、遊び食べという経験ができる場所という捉え方ができます。
もちろん、遊び食べを推奨するわけではありませんが、子供の好奇心に寄り添えるような保育ができるといいですね。
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保育士に疲れたらネットで稼ぐ
保育士をしているといろいろしんどいですよね?
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こちらも即金性はありませんが、コツコツ継続していくことで保育士以外での収入源を得ることができます。
SNS
SNSで発信して、自分のファンを増やしていけば、ブログからの収益やユーチューブからの収益に繋げることができます。
0歳児担任が大変や辛いということを発信して、同じ境遇の仲間と繋がるという方法もあります。
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隙間時間にコツコツできるので初心者におすすめです。
まとめ
0歳児保育の遊び食べの対処法について解説してきました。
0歳児の遊び食べは成長の一つの過程にすぎません。
大らかな目で見守ることと、遊び食べせず食べることに一生懸命になれる環境設定や保育の設定を心がけましょう。