保育士をやっていると、保護者対応でつまづいたり、トラブルになること避けたいです。
保護者対応でつまづくと、かなり大変な事態にもなるので保育士なら、保護者対応の心得は知っておくべきことでしょう。
そこで今回は、長年保育士をやってきた経験と実際自分の子供を預ける立場になって感じた経験をもとに、保護者対応の心得をご紹介します。
【保育士必須】保護者対応の心得

保育士なら必須でもある保護者対応の心得について解説します。
相手の立場になって話す
保護者対応の基本は、相手の立場になって話すことです。
例えば、鼻水が出ている子供がいたとしますよね。
「鼻水がひどかったので、病院に連れていってあげてください」ではダメです。

今何時やと思ってんねん。
今から病院って夜間か救急やろう。
考えてものいいや。
となってしまいますよね。
この場合は、

今日は、鼻水がよくでていました。季節の変わり目からかな?体調崩さないように保育園でも様子みておきますね。
というように相手の立場にたって話すようにしましょう。
病院に行くか行かないかは、保護者の判断です。
保育士として何ができるのか伝えることが大切です。
挨拶は誰でもする
保育士のなかには、自分の担任じゃないクラスの子供の保護者には挨拶しない人がいます。
これってかなり感じ悪いです。
保育士なら、会ったら「おはようございます」「こんにちは」「さようなら」は基本中の基本です。
顔を合わせればコミュニケーションを取る
保護者とのコミュニケーションはやり過ぎるくらいで十分です。
もちろん、あまり話しかけて欲しくない保護者もいますが、大切な子供を預けている保育士がどんな人物なのかわからないと不安です。
顔を合わせたら「今日は、こんなこと言っていました」「今日は、こんな遊びをしました」と報告してもらうだけでも嬉しいもの。
毎日コミュニケーションを取るのを怠ってはいけません。
何かあったときに保護者対応をするのでは遅すぎる
保護者対応で失敗するのは、何かあったときだけ話すからです。
それまでに何の会話もしていなかった人がいきなり
「今日、○○ちゃんが噛みました」なんていわれたらきつ過ぎます。
小さいコミュニケーションをしっかりした上で伝える必要があります。
保護者対応でトラブルになる保育士の特徴

保育士を長年やっていると、保護者対応でトラブルになる保育士はわかります。
助言しないとと思っている
保育士として、子供の育ちのプロではあります。
どうしても保護者に対して助言をしてあげたいという気持ちはわいてきます。
しかし、保護者はそれを求めていません。
保護者対応でトラブルになる保育士は、それがわからずにずけずけと助言という名のおせっかいを繰り出します。
挨拶しない
挨拶をしない保育士は、保護者対応でもしくじります。
挨拶は基本です。
トラブルの時しかしゃべらない
トラブルの時にしか話しかけない、コミュニケーションをとってこない保育士は必ずトラブルになります。
何もない時にいかにコミュニケーションを取っていなかったか痛感するでしょう。
言葉使いが乱雑
保護者は、大切な子供を預けているのですから、保育士の言葉使いには敏感です。
子供に対してはもちろん、保育士同士のやりとりも保護者はしっかりみています。
保育士間でのやりとりが横柄・無視
年下の保育士に横柄な態度をとったり、無視している態度というのは見ている側もいい気持ちはしません。
クラスの担任が特定の保育士を無視しているなんて、保護者としてはありえない環境です。
【え?人としてどうなの?】先輩保育士に無視されるでは先輩保育士に無視されるときの対処法について解説しています。
上から目線
常に上から目線の保育士は、保護者対応でトラブルになります。
トラブルにならないまでも保護者からはかなり不評です。
「この保育士うざい」担任になってしまったらどうする!?でも書いていますが、保護者だって上から目線のうざい保育士は関わりたくもありません。
保護者対応がうまい保育士がやっていること
保護者対応がうまい保育士は何をやっているのかご紹介します。
いいこと10個悪いこと1個
保護者対応がうまい保育士は、いいことを10個伝えて、悪いことを1個伝えています。
子供が何かやってしまって伝えたいのであれば、子供のいいことを10個伝えている必要があります。
保護者だってだめなことを散々言われ続けたら、

だれがおまえの言うこと聞くか!
と思いますよ。
言葉使いは丁寧に
言葉使いは丁寧にして間違いはありません。
時々保護者に対して友達のような話し方をする保育士がいますが、これはとても危険です。
何か伝えないといけない時に、真意が伝われなくなってしまいます。
保育士と保護者という関係性は忘れない
保護者対応がうまい保育士は、保護者とも仲良くなります。
けれども、保育士と保護者という関係性をやぶることはありません。
時々特定の保護者と友達のように対応する保育士がいますが、ほかの保護者からすると

ありなの?えこひいきしているの?
と不信感を持たれる原因になってしまいます。
保育士は常に平等である視点は忘れてはいけません。
子供がなついている
保護者は、子供が安心して楽しく保育園に通ってくれているのが1番です。
子供が保育士になついている姿というのはもっとも保護者を安心させます。
子供がなつく保育士となつかない保育士の違い【子供は正直】で解説していますが、子供がなつく保育士は保護者にも安心感を与えています。
結果として保護者対応もスムーズにいきます。
誰とでも丁寧に接する
保護者対応がうまい保育士は、誰とでも丁寧に接します。
自分が話しやすい保護者なら保護者対応はやりやすいですが、苦手な保護者もいるでしょう。
苦手だからあまり話さないとか、コミュニケーションもとらないは違います。
また、保育士間でのコミュニケーションも丁寧です。
誰とでも丁寧に気持ちのいいコミュニケーションができる保育士が保護者対応がうまいです。

【体験談】保護者対応が最悪な保育士が隣のクラス
子供を保育園に預けていたときに保護者対応が最悪な保育士がいたのでご紹介します。
会えば小言
その保育士は、だいたい50代後半といったところでしょうか。
年少のときにとなりのクラスの担任でした。
年少児クラスは、人数が多いため2つのクラスでやっていて、もう一つのクラスの保育士です。
お迎えに行くと、担任ではなくよくその保育士がいました。
会えばいつも小言です。
抱っこはするな
年少でお迎えに行って抱っこして「ただいま」と言っていると「もう年少なんだから歩かせて」と言われました。
は?
もう少し薄着にしろ
保育室を出る前に防寒着を着せていたら、
「玄関できせないと、保育園は寒くないよ」と言われました。
は?もう帰るねんからどこでもいいやろが!
もう少し早くこれないの?
毎日お迎えに必死に行っていたら、
「まだ小さいんだからもう少し早くお迎えに来てあげられないの?」と言われました。
は?就業証明みたんか?
恐らく保育士として助言をしていた?
恐らくなのですが、あの保育士は助言をしているつもりだったのだと思います。
明らかに上から目線のおせっかいでしかありませんが・・・。
保育士はときとして、保護者に助言をしないといけないと思い勝ちです。
それは違います。
保育士はあくまで保護者と協力して子育てするパートナーです。
立場が上でも下でもありません。
保育士に疲れたらネットで稼ぐ
保育士をしているといろいろしんどいですよね?
保育士を辞めたとしてもネットで稼げる時代です。
ネットで稼ぐ方法はたくさんあるので、全くの未経験者でも稼げる方法をご紹介します。
クラウドソーシング
ネット上で仕事をしたい人として欲しい人を繋げてくれるマッチングサイトです。
クラウドワークス が有名ですね。
クラウドワークスについて詳しく知りたい方は下記の記事をチェックしてみてください。
クラウドワークスは、初心者からプロレベルの仕事ができて初心者からでも仕事がゲットできます。
どれくらい稼げるのかについては、下記の記事で詳しくご紹介しています。
わたしは、クラウドワークスで5年やってきましたが、結局稼げたのは月10万円が限度でした。
保育士を辞めてからも稼ぐ方法があることは知れたのはよかったですが、クラウドワークスはやめたほうがいいと感じています。
ブログ
ブログに広告を貼り付けて広告収入を得る方法です。
すぐに稼げるような簡単なものではありませんが、コツコツ正しい方法で継続すれば、月5万円稼げるとされています。
ユーチューブ
ユーチューブで自分の得意なことを発信してお金を稼ぐこともできます。
こちらも即金性はありませんが、コツコツ継続していくことで保育士以外での収入源を得ることができます。
SNS
SNSで発信して、自分のファンを増やしていけば、ブログからの収益やユーチューブからの収益に繋げることができます。
0歳児担任が大変や辛いということを発信して、同じ境遇の仲間と繋がるという方法もあります。
アンケートモニター
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アンケートに回答すればポイントがゲットできるという仕組みです。
隙間時間にコツコツできるので初心者におすすめです。
まとめ
保護者対応は、大きなトラブルの原因にもなります。
トラブルを防ぐには、小さなコミュニケーションをいかに丁寧にとっていくかが鍵です。
たいていの保護者は保護者対応が下手な保育士に対して「なんやねん」と思いつつ、許してくれていることを忘れてはいけません。
